生存本能優先(ホルモン)

ホルモンシリーズ10記事目の今回からは、反射区とはあまり関係ないもののホルモンバランスにまつわる重要な点を書いていきます。

 

ホルモンバランスを整えるために、足もみで様々な反射区からアプローチすることを書いてきましたが、ホルモンバランスにとっては、乱す要因を避けることも大切です。まず今回は生存本能に関わる点です。身体は生き抜くために、危機的状況だと身体のホルモンバランスを通常とは違う形に変化させることがあり、その例を挙げていきます。


一つ目はストレスです。こちらは「副腎」の記事で書いた通り、ストレスに対応するために、かなりホルモンバランスは乱れてしまいます。 


二つ目は貧血です。貧血だと、月経で出血し血液が失われないように無月経になることもあります。足もみでの対策は症状別シリーズの「貧血」の記事をご覧ください。


三つ目は体脂肪の低下です。妊娠には体力が必要ですが、体脂肪が低すぎたり、急なダイエットで変化があると、妊娠に適さない時期だという身体の判断で、女性ホルモンのリズムが変わってしまうことがあります。体脂肪率で言うと16%より下回るのは良くないようです。


貧血の例も体脂肪の例もそうですが、低栄養状態や極端なダイエット・過度のスポーツはホルモンバランスには良くないです。「腹八分目に医者いらず」という言葉があるそうですが、食事もスポーツもほどほどが良いようですね。