更年期症状

〇 ホルモンバランス

更年期と言われる時期には、ホルモンの連携関係が崩れていきやすいです。その連携には「脳下垂体」(左下:黄)からの指令との協調と、それぞれの器官ごとの協調が関係してきます。


〇 性ホルモン

女性ホルモンの場合、脳下垂体から分泌を促すホルモンが出て、それに従い「卵巣・睾丸」(左下:青、右下:赤)がホルモンを出そうとします。卵巣・睾丸の反応が弱いと、その連携が上手くいかず混乱して身体全体が影響を受けるのが更年期の一つのパターンです。また、自律神経が乱れがちだと脳下垂体に指令を出す視床下部の役割に負担がかかるので、関連の深い「小脳・脳幹」(左下:赤)を刺激しておくと症状を軽くするのに役に立ちます。


〇 甲状腺・副腎

「甲状腺」(左下:茶)「副腎」(左下:緑)が不安定だと指令を送る脳下垂体にも負担がかかるため、ホルモンの連携にとって重要な反射区だと言えます。また、それらの働きが強くなりすぎたり、弱くなりすぎたりしても、更年期と似た症状が出てしまいます。



これらの重点反射区は全体をもむ中で特に意識してもんでほしい部分です。詳しくは「気になる所を効果的にもむ」をご覧ください。また、セルフケアの効果を上げるために、終わった後は水分を摂る(お白湯がお勧め)をお忘れなく。注意点としては、食後1時間以内は消化をする時間で、足をもむには不向きな時間なので、避けるけるようにしてください。