気になる所を効果的にもむ

前回の記事に、何回も同じ場所ばかりもむのは避けてくださいと書きましたが、今回は気になる所をどうもめば効果的なのかを書いていきます。

 

基本として、足もみの効果を上げるには全体をもむ必要があります。全体をもむ途中で気になる所も1回

もむので、全部終わった後、また気になる所や関連反射区をもんでいくと、神経伝達を鈍くすることなく

刺激が出来ます。

 

この方法が重要なのは、途中でもんだ時と、一通り終わった後では明らかに反射区の張り具合が変化することがあるからです。張り具合がいい感じに変化すると、もっと違った深さや角度でアプローチが出来るので効果が

増すと考えられます。

 

自分の経験では、気になる場所ばかりもみ続けても、その感覚は得られません。それがなぜなのかの答えの一つは東洋医学の考え方で、身体は全体のバランスで成り立っているので、特定の部分をよくするというより、全体がよくなる結果として特定の部分が良くなるという考え方が当てはまるのだと感じています。

 

話がそれてしまいました。効果的にもむには必ず全体をもむ事が重要で、その後、気になった所を重点的にもむようにすることをお勧めします。全体をもむのは大変ですが、慣れてくると時間はどんどん短縮されますので、楽にもめるようになります。根気もいりますが、結果を出すために正しくやる事はとても重要なので、めげずにもんでみてください!