更年期2(ホルモン)

前回の更年期の記事の続きです。


更年期の時期の身体の特徴である、ホルモンバランスの変化についていけないという側面ですが、女性ホルモンの分泌が関わってくる閉経というのはある日突然反応しなくなるわけではなく、反応しない状態が続いたと思ったらまた急に反応したりと、それまで一定だったリズムでなくなります。

 

女性ホルモンは{甲状腺}{副腎}と深い関連があることを書きましたが、閉経が近づきリズムが変わると、そちらも当然影響を受けます。甲状腺や副腎が不安定だと、体の熱量やストレス耐性、気分、免疫力なども不安定となり、様々な症状が出る一つの要因となります。

 

また、甲状腺や副腎からホルモンバランスが乱れるケースもあります。男性にも更年期の問題がありますが、女性ほどは年齢による性ホルモンの変化は少ないので、そちらから乱れるより、男性はストレスがかかり、{副腎}からホルモンバランスを崩すケースが多いようです。

 

前回と合わせて、ここまでに9つの反射区が登場しましたが、どこに負担があり、どこを重点的に刺激すると良いかは個人差がありますし、身体の状況に応じて変化もします。更年期とは長いお付き合いになる方も多いですが、足もみで調整していくと負担が偏らないのに役立ちます。ぜひ足もみを試してみてください。また、これまでのシリーズで書いてきました乱す要因を避ける事と、食事や運動で整えることも重要です。