痛みの反応の仕方

今回は予告通り、人により耐える度合いが違うということで、痛みの反応の仕方について書いていきます。


よくいらっしゃるのが「痛い方が効果がある気がする」といって、痛みを我慢する方がいます。効いているという感覚があるのは、とても良い事ですが、我慢しすぎて呼吸を止めている方がいます。それは当然よくないです。呼吸が止まっているという事は身体に力が入っているので、血流を良くするという足もみの目的を阻害してしまいます。呼吸が止まるほどは我慢しないようにして頂きましょう。


また、男女によっても傾向の違いがあります。男性はあまり痛みを言葉にはしませんが、足に力がキュッと入ることが多いです。女性は「痛~い」と言ったり、表情に変化が全く無かったり表現の仕方は様々ですが、大体、足は微動だにしないという傾向があります。女性の痛みに対する強さは素晴らしいですね!


障害ある方の足をもむ場合は、反応を見分けるのが難しい場合があります。その方の障害により、身体の動く範囲や表現できる方法が違うため、どこにどういう形で痛みを表現できるのかが大きく違ってきます。


痛みの反応、耐え方には個人差が大きいので、ついつい足を見て押しがちですが、反応を注意深く見ながら押しましょう!