子供の前での足もみ

前回の続きというほどではないですが、子供の足もみで注意した方がよい事がまだありました。子供の前で足もみをしている時に、受けている方が痛がっていると子供が受けてくれないという事です。


実際に自分も経験があり、3歳のいとこ夫婦の娘を夫婦の後に施術しようと思っていたら、二人が痛がっているのを見て怖がって受けてくれませんでした。大失敗でした。


それと全く内容は違いますが、とても素敵なエピソードなので、もう一つ子供の前での足もみの話しを書きます。以前、世田谷の若石直営店にいた時、1歳の男の子をいつも連れていらっしゃるお母さんがいました。その息子はもまれずに、ただその辺で遊んでいるだけでした。そのお母さんが家にいる時、なぜか息子が足を触ってくる時があったそうです。何でだろうと不思議に思っていたら、足を触ってくる時には決まってお母さんが機嫌が悪い時だったそうです。それで、その方は息子が「お母さんは足を触られたら機嫌が良くなる」と思って、足を触りにきていると気づいてすごく感動したそうです。


その息子はまだよくしゃべれなかったのですが、お母さんに機嫌よくいてもらいたいと必死にコミュニケーションを図っていたんですね。子供はよく見てる! きっとそのお母さんは足もみの後は機嫌がよかったのでしょう。


子供をもんでいる親御さんたちに、お話しを聞いていると、「じゃあ今度はお母さんの番ね」といって結構もんでくれるそうです。力加減は弱いものの、やはり皆さん嬉しいとのことでした。


足もみに限りませんがマッサージは、スキンシップ・コミュニケーションツールとしても、とても素晴らしいですね!