足の筋肉と健康3

今回は前回の続きの「バランス悪く使う」です。これは、足によくあるパターンで、O客になっている方なども、そうなっていることが多いです。


筋肉は前と後ろ、内と外をバランスよく使うと状態が良いのですが、なかなかそうはいきません。脚では内側を使わず、外ばかりに負荷がかかる方が多いです。その場合、厄介なのは内側も外側も硬くなっています。内側の使ってなさ過ぎの状態でも筋肉は硬くなってしまいます。また、外の筋肉に負担がかかりすぎると、そこにある反射区の「下腹部」も張りやすくなります。そうすると、生理痛や生理不順につながりやすくなったりもします。


対処法としてはバランスよく使えるうように意識して頂く事が、最も効果的ですが口頭で実演しながらでも伝えるのが難しいので、文章では残念ながらお伝えできません。マッサージなどで外から緩めても、使い方を変えないとまた元にもどってしまうのが、このパターンの厄介な所です。


この場合の簡単な対処法は足首を回すです。その際のコツは、これ以上回らないというぐらい大きく回すことです。足の構造上、手首と同じように円を描くように回せるはずですが、実際にやって頂くと、上手く回らずカクカクなって、半月みたいな動きになりがちです。注意点は膝を動かさないことです。足首から下を回しましょう。また、古傷などで痛みがある場合は辞めましょう。


円を描くように上手く回せるようになると、脚の筋肉のバランスが良くなる方に向かいます。これをやると、ポンプの力が増して、むくみ対策として非常に有効なので、むくみやすい方はぜひ試してみてください!