靴選びの足への影響4

今回は近年よく見かける、ゴムで出来たサンダルについてです。あれは脱ぎ履きしやすく、子どもに履かせているのをよく見かけますが、足の成長にとってはよくないです。履く時間は短時間にしておきましょう。


なぜなら、あまりに支え(かかと、靴ひも、固定できるベルト)が無さ過ぎて足の細かな筋肉を全く使わずに歩けてしまい、そうすると筋肉が養われないからです。前回の記事に書きました足にある縦・横のアーチは筋肉に支えられています。筋肉が育つべき時期に育たないと、足のアーチが崩れやすくなってしまいます。また、浮き指にもつながりかねません。


また、子どもの靴で言うと、靴のお下がりはよくないです。足にはそれぞれ個性があり、履いているとその人の足のクセが靴につきます。その靴を他の人が履くと、そのクセの影響を受けてしまいます。そのため、ほとんど履いていない靴でしたら、他の人が履いても大丈夫です。


もちろん、大人もゴムのサンダルは長時間履くのはお勧め出来ません。特に子供の足には合った靴を履かせてあげるようにしましょう!