内臓を休ませる重要性

前回の記事に、内臓を休ませる時を作りましょうと書きましたが、その事について今回は書いていきます。


内臓を休ませると良い例として、膵臓のインスリンの例があります。インスリンは膵臓の細胞が分泌していますが、間食をしょっちゅうしたりして、その細胞の出番が多くなり負担がかかりすぎると、疲弊してしまい分泌する機能が落ちてしまいます。ただ、その機能は一回落ちてしまうと取り返しがつかないものではなく、休ませると細胞の分泌がある程度復活する場合もあります。そのため、初期の糖尿病の治療の中には、一定の期間だけ外からインシュリン注射を打って、インスリンを出す細胞を休ませる方法が行われています。また、最近、プチ断食が流行っていますが、これも内臓を休ませることで、活力を取り戻す方法の一つです。


ただ、休ませすぎると良くない側面もあります。睡眠導入剤は、種類にもよりますが外から眠らせる力が強く働きます。そうすると、自分の眠ろうとする力が休んでしまい、長期間使い続けると、薬なしでは寝れなくなることはよくあります。


身体は、外部や内部からの変化に応じて、安定して身体の状態を一定に保とうとするホメオスタシスの機能が、自動で働いてくれます。そのため、外部から甘やかしすぎてもいけませんし、負担をかけすぎてもいけません。身体の良い状態を保つのは難しいですね!