下腹部が冷える

前回の記事に続き、下腹部が冷える他の要因を考えていきます。まずは「そけい部」が詰まっていると、その周辺の血流が悪くなるため、下腹部も冷えていきます。そけい部の反射区に対するケアは下の方の記事「足のだるさ」にありますので、興味のある方は見て頂き、参考にしてください。

 

また、「仙骨」「尾骨」(下図:赤が仙骨、黄が尾骨)の周囲の筋肉が固まっていると骨盤内の血流が悪くなり、下腹部が冷えます。特に尾骨は強くしりもちをつくとダメージが後々まで残るので、厄介です。小さい頃に遊んでて転んで打ったり、ウィンタースポーツでしりもちついたりするというような、あまり覚えていない事でも影響します。これらの反射区を押すと周囲の筋肉が緩まることで、下腹部の血行が良くなり温まるのにつながります。


下腹部が冷えることのデメリットは、脂肪が付きやすくなるだけではありません。

下腹部に詰まっている臓器の血流も悪くなり、働きが悪くなります。その内容は次回に書きます!