前回の記事に続き、今回は下腹部が冷えるデメリットを考えていきます。まず、下腹部にある臓器を考えると、
膀胱や生殖器の臓器が入っています。臓器が働くには一定の温度が必要なため、冷えると臓器の働きが落ちて
しまいます。
膀胱は筋肉の膜で出来ていて、それが冷えると縮こまりますので、頻尿になります。冬にトイレが近くなるのもこの現象ですね。
生殖器系が冷えると男女ともに悪影響が出ます。女性では月経のトラブルが多くなり、妊娠しにくくなるとも
言われています。男性も生殖機能が落ちます。ただ、男性は睾丸が熱に弱いので、そこはやや温度が低めで
ちょうど良いです。
ということで、下腹部が冷えるデメリットは前々回に書きました「ビール腹予備軍になる」だけでなく、
身体の機能にとって大切な部分にも及ぼすので、ぜひ冷やさない、温かい状態にする努力を怠らないように
しましょう!