ここまでのまとめ(ホルモン)

ここで反射区が出てくる記事が一段落なので、ここまでのホルモンシリーズまとめを書いていきます。

 

ホルモンの不調には「ホルモンバランス」という、わかるようでわからない言葉がとても重要で、それを反射区と共に解説していくのが、このシリーズの目的です。

 

ホルモンの調整:縦

まずホルモンは身体の様々な機能を調整する物質で、血流に乗り全身に行き渡り指令を伝えるものです。そのホルモンの多くは、脳からの指令で量やタイミングを調整しています。反射区で言うと親指の{脳下垂体}{大脳}{小脳・脳幹}が関わってきます。

 

ホルモンの連携:横

脳とホルモン器官との関連を縦の連携とすると、横の連携もあります。それが性ホルモン・{副腎}・{甲状腺}の連携です。これらはどれかが高くなりすぎたり低くなりすぎると他も影響を受けるという関係です。また、その性ホルモンは女性の場合、{卵巣}内から分泌されるエストロゲンプロゲステロン、の2つの連携が重要で特徴的な働きをして、{子宮}を妊娠しやすいように働きかけています。

 

ホルモン器官以外も重要

ホルモンがしっかり機能するためには、ホルモンを分泌する器官以外も重要になります。{肝臓}でスムーズにホルモンの分解が行われる事と、{小腸}でミネラル・酵素がしっかり吸収される事もホルモンが働くには大切な要素です。また、卵巣が働くには下腹部が冷えた状態を避ける事が重要で、その為には{そけい部}・{仙骨}・{尾骨}の状態も関連してきます。


ホルモンバランスには、このように多くの要素が関わってきます。そのため、身体全体にアプローチ出来る足もみは有効で、何より良いのが「足もみは自分で出来る」とこです。


ただし、どこを重点的に刺激すると良いかは個人差がありますし、その時の状態が足に出るので、だんだんと変化もします。全体を刺激するのでも良いのですが、どこを刺激するとバランスが良くなるかは、お近くの足もみのプロにご相談ください。もちろん、当店もご来店お待ちしております!


上記の反射区で{子宮・前立腺}はまだ解説していませんでしたので、ここでします。ホルモンの影響を受けて、妊娠の準備をする所なので、月経痛なども深く関連してきます。反射区は両足の内側にあり、あまり強い刺激はおすすめしません。変な表現ですが、雑巾がけのように力を一定でスライドするみたいな押し方で、ぜひ試してみてください。