肩こり(1)

〇 筋肉全般

筋肉の性質として硬くなる要因は多数あり、アンバランスに酷使する・長時間同じ姿勢でいる・冷える の3つが主な要因となります。筋肉は硬さを記憶する性質があり、硬い状態で長時間いると身体にとって悪い状態であっても、そこの硬さを覚えてしまいます。そうさせない為に、バランスよく適度に使う・ストレッチ・温めるなどが有効です。日常生活で言うと、入浴して硬くなった筋肉を温める、長時間同じ姿勢でいない、冷やさないことが重要です。


○ 首の問題

肩の筋肉の「僧帽筋」(左下:赤)は首につながっていますので、「首」(左下:青)「頸椎」(左下:黄)も重要です。首は親指の付け根の回り360°になりますので、「首の前側」(真ん中)も重要です。


○ 姿勢の問題

筋肉をアンバランスに使うと良くない典型的な例が、姿勢の悪い猫背です。そうなると「胸椎」(右下)にも負担がきます。筋肉が硬いままだとロックがかかり、悪い姿勢を悪化させてしまうので、いつも元に戻して緩める意識は重要です。猫背だと胸椎の指側が特に張ります。



これらの重点反射区は全体をもむ中で特に意識してもんでほしい部分です。詳しくは「気になる所を効果的にもむ」をご覧ください。また、セルフケアの効果を上げるために、終わった後は水分を摂る(お白湯がお勧め)をお忘れなく。注意点としては、食後1時間以内は消化をする時間で、足をもむには不向きな時間なので、避けるけるようにしてください。