眠りの質(3)

〇 鼻づまり・口呼吸タイプ


鼻づまりする方は「鼻」の反射区と「前頭洞」の反射区の特に鼻の反射区との境目を一点押しするのが有効です。また、鼻づまりが無くても、口呼吸になってしまいます。口呼吸の原因は色々と言われていますが、あご付近の筋肉の緊張も関連してきますので、「あご」の反射区を押すのも有効です。


以下の分は前回と同じ内容です。

〇 全タイプに共通

 

基本的に脳も含めた身体全体がリラックスすることが重要です。そのために、自分で出来る方法は呼吸法です。吐く息をゆっくりするとリラックスの神経が高まります。特に寝る前にリラックスしていることが重要なので、意識して寝る前に取り入れましょう。頭寒足熱と昔からよく言いますが、足が温かいと眠りの質が上がります。湯たんぽ、足湯などを利用し、足を温かくして眠りにつきましょう。もちろん、寝る前の足もみも有効です。ただし、あまり熱中して痛くしすぎると身体が興奮して逆効果になるので、ゆったり押しましょう。また、眠る時間も重要で西洋医学の眠りのゴールデンタイムは22:00~02:00で、東洋医学では、23:00~03:00と言われています。眠る時間帯を調整できれば、眠りの質の向上につながります。



これらの重点反射区は全体をもむ中で特に意識してもんでほしい部分です。詳しくは「気になる所を効果的にもむ」をご覧ください。また、セルフケアの効果を上げるために、終わった後は水分を摂る(お白湯がお勧め)をお忘れなく。注意点としては、食後1時間以内は消化をする時間で、足をもむには不向きな時間なので、避けるけるようにしてください。