眠りの質(2)

〇 筋肉の緊張タイプ

 

筋肉が緊張していても、眠りにとっては不快で質が悪くなります。特に首が緊張しているのは眠りによくないので、「首」(左下:赤)・「頸椎」(左下:黄)の反射区や首の前側(右下:青)を含め親指の付け根を360°押しましょう。また、身体全体のリラックスのために筋弛緩法が有効で、身体全体に5秒ほど力を入れて一気に脱力し、15秒ほどそのままにし、リラックスしながら血液が流れる感覚を感じるというのを2,3セット行うのも有効です。

 

以下の分は前回と同じ内容です。

〇 全タイプに共通

 

基本的に脳も含めた身体全体がリラックスすることが重要です。そのために、自分で出来る方法は呼吸法です。吐く息をゆっくりするとリラックスの神経が高まります。特に寝る前にリラックスしていることが重要なので、意識して寝る前に取り入れましょう。頭寒足熱と昔からよく言いますが、足が温かいと眠りの質が上がります。湯たんぽ、足湯などを利用し、足を温かくして眠りにつきましょう。もちろん、寝る前の足もみも有効です。ただし、あまり熱中して痛くしすぎると身体が興奮して逆効果になるので、ゆったり押しましょう。また、眠る時間も重要で西洋医学の眠りのゴールデンタイムは22:00~02:00で、東洋医学では、23:00~03:00と言われています。眠る時間帯を調整できれば、眠りの質の向上につながります。



これらの重点反射区は全体をもむ中で特に意識してもんでほしい部分です。詳しくは「気になる所を効果的にもむ」をご覧ください。また、セルフケアの効果を上げるために、終わった後は水分を摂る(お白湯がお勧め)をお忘れなく。注意点としては、食後1時間以内は消化をする時間で、足をもむには不向きな時間なので、避けるけるようにしてください。